どうも!
ともぞうです!
現在ボンネビルのアップハンドル化を進めています。
すでにハンドルは購入してあり、10センチ程のアップとなる予定です。
通常のハンドル交換とは異なり、クラッチワイヤーやブレーキホースの延長が必要となります。
という事で、今回はブレーキホースの交換延長をしていきます。
- 交換方法は?
- 必要な工具は?
ブレーキホースの交換に際してこのような疑問が浮かびました。
ブレーキホース交換の手順ですが
以上の3ステップで行うことが出来ます。
必要な工具は8種類となります。
それでは、ブレーキホースの延長交換について写真付きで詳しく紹介していきます。
ブレーキホースの構成も併せて紹介していくので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
ブレーキホースの構成
まずは、ブレーキホースがどのような部品で構成されているのか紹介します。

ブレーキホースはホース・バンジョーアダプター・バンジョーボルト・ワッシャーで構成されています。
思ったよりも部品点数が多い印象。
覚える必要は特にないので備忘録って感じですかね。
ブレーキホースを選ぶ基準
「構成もわかったし早速購入!」という訳にはいきません。
ブレーキホースを選ぶ際にもいくつか基準があります。
- ブレーキホースの長さ
- ブレーキホースの種類
- バンジョーアダプターの種類
バンジョーボルトは流用すれば良いとして、以上の3項目については慎重に選ぶ必要があります。
ブレーキホースの長さ
ブレーキマスターシリンダーからキャリパーまでの長さになります。
- 短すぎる
-
ハンドルが切れなくなる可能性
- 長すぎる
-
ホースが余って車体からはみ出てカッコ悪い
過不足があると以上のような弊害が発生します。
必ず事前に必要な長さを測定するようにしましょう!
ブレーキホースの種類
ブレーキホースにも種類があり、ゴム製とメタルメッシュ製があります。
簡単に両者の説明をすると
- ゴム製
-
ブレーキフィールが鈍い代わりに、取り回しがしやすく振動を吸収するため高耐久
- メタルメッシュ製
-
ブレーキフィールが良い代わりに、伸縮性が低く値段が高め
正直好みの問題もあるので、好きな方を購入すれば良いですよ!
バンジョーアダプターの種類
バンジョーアダプターを選ぶ際の基準は角度と径になります。
角度はホースの取り回しに直結してきます。
純正と同じ物を購入すれば間違いはありません。
径はバンジョーボルトに合わせる必要があります。
これが違うとフルードの漏れやそもそも使えないことになります。
心配なら事前にノギスで測定するのも良いでしょう!
購入したブレーキホース
ボンネビルの純正ブレーキホースはホースとアダプターが一体となっていました。
そのため、ホースとアダプター両方購入することに
今回購入はACTIVE ACパフォーマンスラインを購入しました。
このホースにした理由は
- 長さの種類が135mm~2460mm(25mm刻み)と豊富
- ソケットのカラーを選べる
- メッシュホースである
以上の3点です。
バンジョーなどは付属していないので全て揃えると高いです。
しかし、汎用性も高くワンポイントでカラーを入れられるのでおすすめです。
ホース交換をしなくても10センチ延長できるホースもあります。
セットで揃えるよりは多少安くなるので予算がない方はこちらもおすすめです。
準備する物

①モンキーレンチ
口の大きさが変わるため複数のサイズに対応することが出来ます。
しかし狭い場所には適さないので注意が必要・・・
基本はスパナと考えておきましょう。
②プラスドライバー
基本工具の1つです。
今後メンテナンスやカスタムをしていくなら持っておきましょう。
安いので複数サイズ用意してもいいですね!
③シリコンホース
今回は7㎜を使用しましたが少し緩かったです。
6㎜くらいが抜けにくく使いやすいと思います。
④廃油入れ
俗にいうポイパックというやつです。
オイルを染み込ませて燃えるゴミに出せる優れものです!
(各自治体によって違うので購入前にご自身の自治体に確認してください)
⑤ブレーキフルード
ホースの交換になるためフルードを抜きます。
高いものではないので買っておきましょう!
⑥ゴム手袋
バイクのオイルやグリスは人体に有害です。
自分の体を守るためにも必ず用意しましょう!
⑦ウエス
オイルの拭き取りをする際に必要になりますね。
消耗品なのでストックしておきましょう!
⑧パーツクリーナー
フルードがこぼれたとき用ですね。
塗装面に付くと塗装を傷めるので速やかにこれで綺麗にしましょう。
交換方法
ブレーキフルード抜き
まずはブレーキフルードを抜きます。


ここにシリコンホースを取り付けます。
ホースの先を廃油入れにセットしたらスパナで少し緩めます。

この段階で少し出てくるかもしれませんが、マスタータンクの蓋を開けると完全に抜け切ります。
ブレーキを握ってもいいですね!
ホース交換

マスター側のバンジョーボルトを緩めます。

キャリパー側のバンジョーボルトを外します。
フルードの残りが出てくるのでウエスなどで包んでおきましょう。
マスター側のバンジョーアダプターにウエスを巻きつけてフルードが通り道に付かないようにしてから引き抜きましょう。

新しいバンジョーアダプターとボルトを取り付けます。
今回は45°のバンジョーアダプターをチョイス!


アダプターを付けたら元のホースと同じルートで取り付けましょう。
ハンドルを左右に切って取り回しに無理がないか確認してくださいね!
フルード補充とエア抜き

タンクに新品のブレーキフルードを入れます。
UPPERを超えないように入れてくださいね!




フルードを入れたらエア抜きスタートです。
エアが抜けてブレーキタッチが元に戻るまで①~④を繰り返します。
ブレーキタッチが元に戻ったらブレーキの効きを確認して完了となります。
まとめ
ホースの交換は簡単ですがエア抜きが難関でした。
20分くらいはエア抜きに使ったと思います。
今回の方法以外にシリンジを使う方法もあるので上手くできないときはそちらの方法を試してください!
その他アップハンドル化に伴って行った作業はこちらの記事で紹介しています。
気になる方はチェックしてみてください!

以上ともぞうでした。
ばいび~
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