どうも!
ともぞうです。
クロスバイクの基本的メンテナンスであるチェーン清掃。
当ブログでも清掃と注油の方法を記事にさせてもらっています。
しかし、チェーン清掃をしてもあまり綺麗にならない時ありませんか?
パーツクリーナーを噴いても噴いても汚れがついたまま・・・
その汚れはスプロケットに付着した汚れかもしれません。
チェーンと同様にスプロケットにも汚れが溜まります。
その状態でチェーン清掃をしても一向に汚れが取れないのは容易に想像できますよね。
そんなこと言われても
- 「やり方がわからない」
- 「必要な道具は?」
と、思いますよね。
ホイールを外して作業!
外してあると楽々!
取り外しと逆の手順!
スプロケットの清掃は以上の3ステップで完結します。
必要な工具は5つと少し多めでしょうか。
ロードバイクとクロスバイクを複数台組み上げてきた経験を活かした記事を書きました。
写真多めで詳しく説明しているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
必要な工具
個別に工具を揃えると高くついてしまいます。
なので、専門的な工具は個別で買うよりもセットの購入を強くお勧めします。
セットならそれだけで工具が揃いますからね!
①スプロケットリムーバー
スプロケットは外し方向(左回し)に回すとハブが回ってしまい一生外れません。
この工具を引っかけて回り止めをします。
②ソケットレンチ
『トルクレンチで緩めちゃえばいいじゃん!』と思うかもしれませんが、トルクレンチは締めるための専用工具です。
最悪の場合トルクレンチが壊れてしまうので、必ずソケットレンチなどの緩めるための工具を用意しましょう!
③ロックリング脱着工具
文字通りスプロケットを留めているロックリングを脱着する工具です。
ソケットレンチやトルクレンチなどに直接嵌めて使用します。
④ブラシ
私はチェーン清掃用のブラシを使用しています。
毛足が長いものを使うとスプロケットの歯と歯の隙間を綺麗に清掃できるので用意すると良いでしょう!
⑤トルクレンチ
自転車メンテナンスでは定番ですね。
締め付けトルクに合った大きさの物を用意しましょう!
スプロケット外し
ホイール外し
まずはホイールをフレームから外しましょう。
ブレーキのワイヤーガイドを外してブレーキをフリーにします。
クイックを緩めてホイールを外します。
ホイールを外すと自転車は自立できなくなるのでメンテナンススタンドで固定しましょう。
無い方は画像のようにひっくり返しておけば自立してくれます!
地面に直接置くのが嫌な方は段ボールなどを敷いてください。
スプロケットを外す
まずはロックリングを外します。
ソケットレンチにロックリング外しを付けてスプロケットに差し込みます。
リムーバーをスプロケットに引っかけます。
ソケットレンチを左回し、リムーバーを右回し方向に力を掛けると緩みます。
バリバリ音がして不安になりますが、気にせず緩めちゃいましょう!
ロックリングが外れるとスプロケットが抜けます。
歯数が多いスプロケットは歯がバラバラになって外れることがあるので注意しましょう!
清掃
ブラシを使ってガシガシ綺麗にしていきましょう。
ウェットオイルが砂などとくっついたカスが取れにくいのでパーツクリーナーを併用しましょう!
所々錆がありましたが、綺麗になりましたね!
ウェットオイルは落ちにくいので苦労しました・・・
スプロケット取り付け
清掃が終わったらホイールへ組み付けていきましょう!
スプロケとハブには小さい溝があります。
この溝を合わせないと入らないので注意してください!
一つだけ分離していたギアにも小さい溝があります。
しっかり合わせましょう!
ギアを全て取り付けたら、ロックリングを取り付けます。
向きはないのでそのままねじ込めます。
ロックリングに締め付けトルクが書いてあるので確認しておきましょう!
ロックリングを取り付けたら規定トルクで締め付けます。
締め付ける際はスプロケットリムーバーは必要ないのでそのまま締め付けて下さい!
ホイールを取り付ける
外した時と逆の手順で戻しましょう!
ホイールを戻してクイックを締め付けます。
全てもとに戻したら注油して完了です!
まとめ
普段のチェーンメンテナンスと併せて行うのが理想的ですが、少し面倒くさいと思います。
月に1回やチェーンメンテナンス2回に1回など、ご自身の都合に合わせて行ってください!
世間には清掃と注油が同時に行えるワンステップオイルが存在しています。
チェーンだけでなくスプロケットの清掃もしてくれるのか検証の価値ありですね!
以上、ともぞうでした。
ばいび~
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