どうも!
ともぞうです。
ハンドルを下げてから早一年。
セパハンにしたり、ポジションの調整をしたりと色々手を加えてきました。
しかし、どうしても手首や腕が痛くなる・・・
走るのは楽しいのですが、そこだけが気になる・・・
せっかく色々揃えましたが、再びのアップハンドルにしていきます。
アップハンドルへ交換となると
- どのハンドルが良いのか?
- ポン付け出来るの?
このような疑問が生じるかと思います。
結論から言うと、車体に適合していれば基本的に見た目で選んで良いです。
また、アップハンドルの場合ポン付けは出来ないと思っておきましょう。
それではボンネビルのアップハンドル化について詳しく紹介していきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください。
車検について
アップハンドルにすると車検にも影響が出ます。
- 高さ
-
プラスマイナス4cm
- 全長
-
プラスマイナス3cm
- 幅
-
プラスマイナス2cm
大きくサイズが変わる場合は構造変更が必要となります。
注意しておきましょう。
アップハンドルの選び方
前回のハンドルも残してありますが、戻すだけでは芸がない。
と言うことで、新しくハンドルを用意したいと思います。
アップハンドルを選ぶ際の基準は
- ボンネビルに適合するか
- 取り付けた際の見た目
以上2点になります。
少し掘り下げてみましょう。
ボンネビルに適合するのか
これがクリア出来なければそもそも取り付け出来ません。
最低限必要なハンドルサイズは
- ハンドル径(22.2mm)
- ハンドルクランプ(クランプの外端まで)
最低限この2点が適合していれば取り付けることが可能です。
セパハンの場合はこれにフォーク径が入ってきます。
ハンドルを用意する前に必ず確認をしましょう!
取り付けた際の見た目
個人的にはこれが1番大事。
上げる量や幅によってかなり変わってきます。
試着出来れば理想のハンドルも見つけやすいですが、なかなか難しい・・・
完成系のイメージを持ってハンドルを選びましょう。
追加で行う作業
ハンドルを上げる量にもよりますが、基本的にはハンドル交換以外の作業が発生します。
アップハンドルに伴って追加される作業は
- ブレーキホース延長
- クラッチワイヤー延長
- ハーネス類の延長
- アクセルワイヤーの延長
以上の4つとなります。
ブレーキホース延長
純正のブレーキホースはそこまで余裕がないので確実に延長が必要となります。
細かく言うとブレーキホース交換+エア抜きが追加となりますね。
詳しくはこちらの記事で紹介してるので参考にしてみてください。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2021/07/TRIUMPH-Bonneville-ブレーキ4ホース-300x158.jpg)
クラッチワイヤー延長
クラッチワイヤーも延長が必要になります。
市販で延長ワイヤーが売っていれば良いですが、なければDIYで作成ですね〜
ルート変更してガイドを通さない荒技もあります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2021/06/TRIUMPH-Bonneville-クラッチワイヤー作成-300x158.jpg)
ハーネス類延長
スイッチボックスに繋がっている配線類の延長も必要になります。
メジャーな車両なら延長ハーネスもありますが、基本的にないと考えておきましょう。
そうなるとハーネスを購入して延長ケーブルを自作することになります。
アクセルワイヤー延長
アクセルワイヤーは比較的余裕がありますが一応入れておきます。
作り方はクラッチワイヤーと同じでしょうか。
ルート変更でなんとかなる場合もあるのでその範囲内でアップするのが無難かと
取り付けるハンドル
いつもならメーカーなどの紹介をするのですが、オークションで中古品を仕入れたためありません。
値段は8000円でした。
サイズは
高さ | 幅 | 引き | クランプ幅 |
---|---|---|---|
255mm | 805mm | 185mm | 120mm |
メーカーはわかりませんが、近い値のハンドルは見つけたので一応リンク貼っておきます。
取り付け方法
基本的には前回紹介したアップハンドル化の作業と同じになります。
前回と同じ作業は割愛させてもらいます。
気になる方はこちらの記事をチェックしてください。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2021/08/TRIUMPH-Bonneville-アップハンドル-300x158.jpg)
それとは別で今回追加で行った作業はアクセルワイヤーの取り回し変更です。
そこだけは詳しく紹介していきますね!
準備するもの
ドライバー
基本工具の1つですね。
わざわざ買わなくても持っていればそれを使いましょう!
安いのでしっかりしたものを買ってもいいですね。
スパナ
こちらも基本工具の1つですね。
今回は1種類のみですが、のちのち整備やカスタムするならセットで持っておいても良いでしょう。
24くらいまで買っておきましょう!
結束バンド
アクセルワイヤーを固定するのに使用します。
サイズは長めの物を用意しておけば良いです。
色は見えなくなるので何色でもOK!
対候性の物にしてください。
スロットル取り外し
取り回しを変える前にスロットルを外しておきます。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2024/01/01e33ba3f3663a07583b82b21c735c514ecb4d2405-1024x768.jpg)
ビス2本で留まっているだけなのでささっと外しておきましょう。
タンクを外す
アクセルワイヤーはタンク下に入っています。
なので、まずはタンクを外していきます。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2024/01/012ab02258ab6c05299894b423c9563dee0bbf1e80-1024x768.jpg)
シートを外してタンクを固定しているボルトを外します。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2024/01/01f44cb3bb1eeb255737464c6696ecdb0d5a08fb25-1024x768.jpg)
タンク下のカプラーを外します。
この状態でタンクを車体後方側へ引けばタンクがズレます。
タンクを完全に取り外すなら燃料ホースを外しましょう。
今回はワイヤーの移動だけなので外さずに作業しました。
アクセルワイヤー取り回し変更
現状フレーム左側を通っていたアクセルワイヤーを右側へ移動させます。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2024/01/01c29d528d09c997bf40b0d19dc054734b1eb563aa-1024x768.jpg)
無理なテンションが掛からない範囲で移動させましょう。
動かしたら結束バンドで固定しておきます。
タンク固定
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2024/01/名称未設定のデザイン-29-1024x768.jpg)
この出っ張りにの溝がはまるように取り付けます。
その後外したボルトを元に戻しましょう。
スロットル固定
スロットルの位置が決まっていない場合は仮固定しておきましょう。
最終的に位置を調整してから本締めしてください。
レビュー
取り付け後に乗ってみた印象は
- アップ&ワイドになったので慣れるまで違和感有り
- 見た目はかなり理想的
- 乗車姿勢がとても楽
- ハンドルをフルで切ると狭くてターンしにくい
こんな感じでしょうか
アップにするとワイヤーや配線がどうしても気になるのでその辺を目立たなくするのが課題でしょうか。
こちらの記事で配線を目立たなくする方法を紹介しているので気になる方はチェックしてみてください。
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2023/11/ハンドル周りがスッキリ!-1-300x158.jpg)
個人的な見解ですが、アップ量を抑えるならその分ワイドにしないとカスタムした感が薄いかなと思います。
なんにしても理想的なハンドルになったのでよかったです!
まとめ
1インチ+スペーサーの2センチと、前回のアップハンドルよりもさらに高くしましたが思ったよりも手間は少なかったです。
アクセルワイヤーと配線の長さを考えると、ボンネビルの場合今回の1インチアップが純正の限界ですかね〜
これより上げるとなるとかなり大掛かりな作業になりそう。
セパハンセットは1式残してあるので、飽きたらまたセパハンにします(笑)
セパハン化の記事はこちらからどうぞ
![](https://bonsai-rider.com/wp-content/uploads/2022/09/セパハンサムネ-300x158.jpg)
以上ともぞうでした!
ばいびー
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