どうも!
ともぞうです!
「シフターを操作しても後ろのギアが変速しない!」
サイクリング中にそんな場面に遭遇したことはありませんか?
そのままでも騙し騙し走ることは出来ますが、症状は悪化するばかりとなります。
そんな時に行うのがディレイラー調整です。
メンテナンスを自分で行う方でも苦手な方は多いと思います。
私も苦手です・・・
- 「やり方がわからない」
- 「上手く調整できない」
- 「必要な工具は?」
と、不安や疑問が余計にハードルを高くしますよね。
ご覧のように5ステップもある手順・・・
いつものメンテナンスより難しいのは確かです。
必要な工具が3つと少ないのが救いでしょうか・・・
クロスバイクとロードバイクを複数回組み上げてきた経験を活かして写真を使って詳しく説明していきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください!
準備するもの
①トルクレンチ
ワイヤーを固定する際に使用します。
画像のものは大きいので、適応するトルクレンチを用意しましょう!
②六角レンチ
ワイヤーを緩める際に使用します。
ディレイラー調整以外でも使用することの多い工具です。
クロスバイクのメンテンナンスと言えばこれなので、1セット用意しておくと良いでしょう!
③プラスドライバー
ディレイラー調整では必須となります。
専用に購入しなくてもご家庭にあるもので十分です!
100均でも手に入るので用意してくださいね。
トップ側調整
ディレイラーの初期位置を決めるためにワイヤーを緩めておきます。
シフターはトップの位置にしておきましょう。
チェーンをスプロケットのトップ(最小ギア)に掛ける。
ディレイラーのH側のビスを回してプーリーの位置を調整します。
目安はスプロケットのトップ側の少し外にプーリーが来るようにしましょう!
- 外側すぎる
-
チェーンが落ちる
- 内側すぎる
-
2枚目のギアに変速する
ロー側調整
チェーンをロー側(最大ギア)に掛けます。
ディレイラーのL側のビスを回してプーリーの位置を調整しましょう。
目安はローギアの真下になるようにしてください。
ホイール側に寄せすぎるとスポークやディレイラーの破損につながります。
慎重に調整しましょう!
ワイヤーの固定
- シフターとギアの位置がトップ側で合っていますか?
- アジャストボルトを少し緩めると調整が楽になりますよ!
ワイヤーを固定します。
溝が切っているのでそれに沿うように固定しましょう!
ワイヤーテンションの調整
シフターで最小ギアから2番目のギアにしましょう。
クランクを回しながらシフターを3枚目方向に動かします。
この時、完全に変速させず変わるか変わらないか、シフターの遊び分だけ動かしましょう!
- 変速してしまう
-
アジャストボルトを締める
- カチャカチャなり変速しない
-
正常
- 何も変わらない
-
アジャストボルトを緩める
変速確認
まだ完成していないのでゆっくり確認しながら変速しましょう。
ギアをローギアにします。
この時プーリーがスプロケットの真下に来ているか再度確認しましょう!
シフターとディレイラーがシンクロしているか全てのギアへ変速して確認してください。
上手く変速しない場合は
- ディレイラーハンガーの損傷
- リアディレイラーの損傷
以上のことが考えられるのでプロショップに相談しましょう!
Bテンション調整
最後にスプロケとプーリーの間隔を調整します。
クランクを逆回しして
- 動きが硬い
-
近すぎる
- 変速が鈍い
-
遠すぎる
これらの状態を正常な状態にするものです。
変速が正常なら無理に調整する必要ないので臨機応変に対応してください!
まとめ
慣れていないと難しい作業になります。
難しいと感じたら迷わずプロショップにお願いしましょう!
愛車を壊してからでは遅いですからね・・・
これが出来れば自転車を1から組むのも夢ではないので無理のない範囲で挑戦しましょう!
こちらの記事ではフロントディレイラーの調整を紹介しています。
是非チェックしてください!
以上ともぞうでした。
ばいび~
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