どうも!
ともぞうです。
ブログでもたびたび登場してくれるチンチラのあんこちゃんですが、1歳10か月の時に子宮蓄膿症を発症しました。
まさかうちの子がとショックを受けると同時に
- 「治療方法は?」
- 「治療にかかる費用は?」
- 「今後起こる症状は?」
と、非常に不安になりました。
きっとこの記事を見てくれている方の中にはチンチラさんと暮らしていて似た症状が出ている人もいるのではないでしょうか。
そんな方たちの不安を解消し、少しでも力となれるように実際の症状や治療やその費用について紹介していきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください!
はじめに
私はチンチラ専門の獣医ではありません。
記事の内容は実体験に基づいての経験談になるので、『絶対にそうなる』という保証は出来ません。
あくまでも参考程度に留めてください。
また、少しでも気になる症状がありましたら、すぐに獣医さんに診てもらうことをオススメします。
子宮蓄膿症とは
文字通り子宮に膿が溜まってしまう病気です。
年齢を重ねるごとに発症する確率が上がると言われています。
うちのチンチラさんは1歳10か月ぐらいで発症しました。
溜まってきた膿が排膿されることなく子宮が破裂して、全身に菌が回ってしまうこともあるようです。
実際に起きた症状
蓄膿症が発覚した後に「もしかしたらあれもそうだったのか?」と言う物も入っています。
何度も言いますが、確実な症状では無いので参考程度に留めてください。
- 元気がなくなる
- 食糞動作が増える
- ご飯を食べなくなる
- 膿が出る
以上の事が症状として現れました。
元気がなくなる
部屋んぽの時、普段なら脱走しようとして、柵をよじ登ったり高いところへジャンプをしていましたがそれがなくなりました。
しかし動き回ってはいたので、これだけでは特に気に留める事はなく過ごしていました。
ケージの中では、小屋の中にずっと籠ってしまい、全く動き回る事がなくなりました。
この段階でおかしいと思いだしました。
食糞動作が増える
これはわかりやすい症状の1つだと思います。
チンチラさんが行う食糞動作が増えました。
1日で3、4回見かける程度だったものが、倍以上に増えていました。
獣医さんには「排膿された膿を自分でなめとっていたのでは?」と言われました。
ご飯を食べなくなる
病院に行くきっかけとなった症状です。
気づいた時は目視で普段の半分程度しか食べなくなっていました。
1番ひどい時でご飯に手を付けず、おやつも1つ2つ程しか食べませんでした。
食べる量をグラム管理しておけばもっと早く気づけたかもしれません。
チンチラさんのご飯についてこちらで紹介しているので気になる方はチェックしてください!
膿が出る
病院に通い出して1週間ほどしたら目に見える程の膿がステージについていました。
膿が出ると楽になるようでご飯を食べ出すようになりました。
治療
実際に行った治療についてお話していきます。
- 治療内容
- 治療期間
- 治療費用
獣医さんによって治療方法は変わってくるのでこちらも参考程度に留めてください。
治療内容
治療の流れとしては
という感じでした。
点滴と服薬
ご飯の食べる量を戻して元の体調にするために行っていました。
通院中は点滴をほぼ毎回行い、服薬も1日2回分処方してもらっていました。
点滴は痛いしお薬美味しく無いし最悪よ
手術
手術による子宮の摘出を行いました。
チンチラさんは子宮が背中の方にあるようで手術の難易度が高いようです。
また、全身麻酔のリスクもあります。
摘出した子宮を見せてもらいましたが、縦2cm、横10cm程あり、他の臓器をかなり圧迫していたと思われます。
体重も680gから620gまで落ちていたので相当キツイ思いをさせてしまってたんだなと感じました。
入院
麻酔から覚めた後でも1%前後の確率で体調を崩してしまう場合があるようです。
時間の経過で確率は下がるので手術した日と次の日の午前中まで入院してました。
病院の方達のおかげで無事手術が成功しました。
我が子のために尽力してくれた病院の方達には感謝しかありません。
先生が傷口を隠す服を作ってくれたんだ♪
治療期間
完全に病院を卒業するまで80日間掛かりました。
発症~点滴・服薬 約30日間に23回
手術と入院 2日
手術後~点滴 約13日間に8回
手術後2週間程は砂浴び禁止でした。
様子見~卒業 約30日間に通院2回
治療費用
今回の治療でかかった費用は約20万円でした。
病院によって値段は変わると思いますが、参考にしてください。
点滴・服薬3000円(エコーを取った時は5000円)
手術・入院9万円
一般診療1000円
こういう時に備えて保険に入っておくといいですね!
これ以外にも何とかご飯を食べてもらおうと牧草やおやつ、ペレットを買い漁ったのでもう少し出費はかさみました。
まとめ
チンチラさんは寿命が長いです。
長く生きていればそれだけ色々な病気に掛かる可能性があります。
今回の記事が病気発見の参考になればと思います。
少しでも異変を感じたら獣医さんに診せてあげてください。
以上ともぞうでした。
ばいび~
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