前回の記事でインテークパイプをベルマウスに交換しました。
吸気音をアップさせるという目的は達成できたので、「吸気系は終わりかな」と思っていました。
しかし、調べてみると世間にはリストリクターなるものを外している人が!
なんでもエアクリボックス内で空気の量を制限しているとのこと・・・
初めて聞くパーツだったので
- 「リストリクターって何?」
- 「外してもいいの?」
- 「どうやって外すの?」
このような疑問が浮かんできました。
結論から言うとリストリクターは外しても問題ないパーツです。
作業手順は以上の5ステップです。
組み立ては元に戻すだけなので割愛とさせてもらいました。
必要な工具は5種類です。
今までの吸気チューンとは違い難易度は高め・・・
それでも、わかりやすいように写真付きで詳しく説明していくので最後まで読み進めてみてください!
リストリクターとは
ベルマウスに続き謎のパーツが出てきましたね(笑)
普通にバイクと付き合っていたら知らないであろうパーツでしょう。
簡単に言うとエアフィルター内にあり、吸気量を絞っているパーツです。
レースの世界では意図的にパワーを抑えるために使われているそうです。
排気とのバランスを取るために吸気量を絞っているのでしょうか・・・
吸排気バランスが崩れて燃費が悪くなるかも・・・
リストリクターの外し方
エアボックスを動かせるようにする必要があるので結構大変ですが、細かく紹介していきます。
準備するもの
①プラスドライバー
基本工具の1つです。
100均の物で十分なので用意してください。
今回は一番出番が多いかも・・・
②ソケットレンチ
スパナのように付け替える手間がないので時間短縮になります。
コマのセットも一緒に揃えればサイズがなくて作業の途中で買いに行くことがなくなります。
枝があると尚良いです!
③マイナスドライバー
サイドカバーを外す時に必要になります。
100均の物で十分なので用意してくださいね!
500円玉でも代用できますよ。
④トルクスビット
これが無いとバッテリーボックスを外せません・・・
滅多に使うことはありませんが、必ず用意しましょう!
⑤六角レンチ
こちらも基本工具の1つです。
エアボックスのバンドを外す時に使います。
こちらも100均で手に入りますね!
バッテリー外し
シートの外し方は割愛しますね!
①バッテリー端子を外します。
外したらビニールテープで養生しておくと感電や短絡の危険がなくなり安心ですよ!
②バンドを外す
③両サイドの板を外す
右サイドカバー周り
エアボックスの右側を開ける必要があるためここに着いている部品を外していきます。
完全に取らなくてもエアボックスは開くのでぶら下げている状態でも大丈夫ですよ!
右側のサイドカバーを外します。
①ブレーキリザーブタンクを外す
②マスターシリンダーを外す
③ヒューズボックスを外す
④カプラーを外す
エアボックスを開ける
エアボックスの横を留めているビスがフレームの裏にあるためエアボックスを動かせるようにします。
①バッテリーボックスを外す
②パイプのバンドを外す(左右両方)
③エアボックス横のビスを外す
リストリクターを外そう
リストリクターを引っ張り出します。
エアクリーナーがはっきり見えるようになりますね!
組み立て
組み立ては外しの逆の手順で出来るので割愛します。
いくつ注意点だけ
- 古いパッキンが嫌な人は事前に準備しておきましょう!
- ガスケットのカスがボックス内に残らないように気をつけてください!
- パッキンだけでは心配な方はしっかりガスケットも用意しましょう!(耐油用)
まとめ
試しに少し走行してきました。
・・・全く別のバイクじゃん!
「吸気音がすごいする!」(語彙力)
スロットルをガバ開けすると今までと違い凶暴な音が聞こえてきます!
心配していた低速トルクですが、発進に少し気を使う程度で十分にあります。
作業は大変ですが、効果も感じられ、何より工具があれば無料ってのがいいですね~(笑)
これで最後のつもりでしたが後日サイドカバーの加工をしました。
よかったら読んでみてください!
以上ともぞうでした。
ばいびー
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