どうも!
ともぞうです。
レザークラフト1発目の記事、何を書こうか悩みましたが、クラフトには欠かせない道具達について書いていこうと思います。
私を含めた初心者の悩みとして挙げられるのが揃える道具についてではないでしょうか?
- 「必要な道具は?」
- 「いくら掛かるの?」
と疑問が浮かびますよね。
「わからないからやらない」なんて方もいるのではないでしょうか。
結論から言うとレザークラフトの場合、基本的なクラフトのみでは16種類必要となります。
気になる費用ですが、私の場合1万円ちょっと掛かりました。
「値段と種類はわかったけど、どんな物がいいの?」と言う疑問を解決できるように各道具の紹介をしていきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください!
はじめに
今回は基本的なレザークラフトに必要な道具についてのみ紹介していきます。
「カービングもやりたいよ!」と言う人のための記事も後日アップするのでお待ちください!
揃えた道具
私がレザークラフトを始める際に揃えた道具はこちらになります。
レザークラフト専用品 | 汎用品 | 消耗品 |
ステッチンググルーバー | ゴムハンマー | 縫糸 |
丸錐 | ゴム板 | ロウ |
菱目打ち | カッター | トコノール |
菱錐 | カッターマット | 白ボンド |
メリケン針 | ジラコヘラ | |
プレススリッカー | 糸切ハサミ | |
ヘリ落とし |
レザークラフト専用用品
レザークラフト専用の道具になります。
基本的にはホームセンターなどでは買えず専門店かネット通販でしか手に入らないです。
①ステッチンググルーバー
手縫いを行う場所の罫書きを行う道具です。
グルーバーの幅を固定する事が出来るのでヘリからの距離を一定にしたまま罫書きを行えます。
マルチステッチンググルーバーなら罫書きとは別に溝を掘る事も出来ます。
「縫糸を出っ張らせたくない」方はこちらを選ぶといいですよ!
②丸錐
型紙から革へ罫書きを行う道具です。
レザークラフトでは型紙に合わせて革を切り出したり縫う事があります。
その時に役立つのが、この丸錐なんですね!
③菱目打ち
手縫いを行う位置に穴を開ける道具です。
「縫うのに穴?」と思うかもしれませんが、レザークラフトでは針を通す前に予め穴を開けておきます。
その際に必要になるのがこの菱目打ちです。
ピッチ(刃の間隔)など種類がありますが、とりあえず2刃と4刃を買っておきましょう!
④菱錐
菱目打ちで上手く穴が開かなかった場合に使用します。
先端が菱目打ちと同じ形になっています。
そのため、菱目打ちの穴に使用しても違和感なく仕上げる事ができます。
⑤メリケン針
説明不要かと思いますが、革に糸を通す道具です。
手芸用とは違い針先が丸くなっています。
また、レザークラフトの糸は太いので糸を通す穴も大きくなっています。
⑥プレススリッカー
コバや床面磨きやボンドを使用した圧着の際に使用します。
木の棒ならなんでも良さそうな感じもしますが、精度や耐久度の観点から専用品を買った方が良いです。
⑦ヘリ落とし
文字通り革のヘリを落とす(切る)道具です。
ヘリを落とす事で角が取れた滑らかなコバ(裁断面)になります。
作品の完成度に関わる重要な道具と言えそうですね!
汎用品
レザークラフト専用品ではなく、ホームセンターなどで比較的手に入りやすい道具になります。
とは言ってもどれも大事な道具なのでちゃんとした物を選びましょう。
①ゴムハンマー
菱目打ちを革へ打ち付ける際に必要になります。
木槌かゴムハンマーか、と言う感じでしょうか。
靴などを作る際には金属製を使う場合もあるそうです。
余談ですが、レザークラフト用にモウルと言うナイロン製のハンマーもあります。
主にレザーカービングで使用される物で繊細な打ち方が出来るそうです。
「ゆくゆくはカービングも」なんて方は覚えておきたいですね!
②ゴム板
菱目打ちなどをする際に作業台へ傷がついてしまうのを防ぐために使用します。
それなりの厚さと大きさがあった方が作業性・保護性共に良くなります。
③カッター
革の切り出しで使用します。
ご家庭にある場合は改めて用意する必要はありません。
使いやすい物を選びましょう!
④カッターマット
ゴム板同様作業台の保護目的です。
大物を作る事も考えるとそれなりの大きさが必要かと思います。
作業台の広さも考慮して用意しましょう!
⑤糸切ハサミ
縫糸を切るためのはさみですね。
裁縫用の糸切ハサミで十分でしょう。
⑥ジラコヘラ
ボンドや磨き剤を塗布するのに使用します。
大きさはそこまで大きくなくても良さそう。
薬品耐性が高い物を用意しましょう。
消耗品
最後に消耗品です。
こちらもレザークラフト専門店でしか置いていない物があるので、専用用品と一緒に購入するといいですよ!
①縫糸
手縫い用の糸ですね。
麻糸・ポリエステル糸・シニュー糸と種類があります。
種類によって耐久性や仕上がり、仕上げの方法が変わってきます。
耐久性 | 仕上がり | 仕上げ方法 | |
麻糸 | △ | ○ | 結んでボンド |
ポリエステル糸 | ○ | △ | ライダーで溶かす |
シニュー糸 | ○ | △ | ライダーで溶かす |
この他にも菱目打ちのピッチに合わせて糸の太さを決めなければいけません。
- ピッチが狭い
-
細目の糸
- ピッチが広い
-
太目の糸
ざっくりとはこんな感じ
しかし糸の太さが合ってなくても縫うことは出来ます。
仕上がりに変化があるから好みに合わせよう!
色々な糸を試してみるといいでしょう!
②ロウ
購入した糸がロウ引きされていない場合必要になります。
必要な方のみ購入しましょう。
③トコノール
革の磨き剤です。
コバや床面を磨く事で仕上がりが良くなります。
高い物ではないので用意しておきましょう。
④白ボンド
文字通りボンドですね。
革の仮止めや麻糸の縫い始末で使用します。
ちゃんと革用の物を用意するようにしましょう!
まとめ
私が揃えた道具は以上の16種類となります。
非常に点数が多くて気後れしそうですね~
このうち菱目打ち・ジラコヘラ・ゴム板・丸錐・菱錐・麻糸・メリケン針・ロウ・白ボンドはセットで購入しました。
なので、気後れする必要はありませんよ!
同じお店から更に高いセットも販売されています。
菱目打ちのピッチ違いやヘリ落とし木槌などが追加されている商品です。
これを買えば追加の道具はカッターくらいになるので不安な方はこちらを購入するのもありですね~
それでは楽しいレザークラフトライフを一緒に送りましょう!
以上ともぞうでした。
ばいびー
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