どうも!
ともぞうです。
先日取り付けしたセパハン。
交換しといてなんですけどポジションが低すぎる・・・
ここまで低くなるとは・・・
乗り方の問題もあるかも知れませんが前傾がキツく腕周りの負担が強めな印象です。
特に手首がきつい・・・
という事でセパハンのポジションを負担が少ない位置へ調整していきます。
しかし、どのように調整するのが正解なのかわからないですよね~
セパハンのポジションを出すにあたって大事なのは
- 垂れ角
- 絞り角
- 高さ
以上の3点になります。
もちろんシートやステップの位置も関係してきますが、その辺は追々。
それではセパハンの位置調整について写真付きで説明していきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください!
ハンドルポジションについて
調整を行う前に先程の角度や高さについて説明していきます。
絞り
バイクを上から見たときのハンドルのハの字具合です。
一般的にハンドルを絞る=角度が少なくなりタンクへ近づきます。
そのためローハンドルの場合、絞りすぎるとタンクへの接触・ハンドルロックが効かないなどの弊害が発生します。
絞りはほどほどに!
垂れ角
バイクを正面から見た時のハンドルのハの字具合です。
角度が増えれば増えるほどハンドルは下向きになります。
垂れ角をつけ過ぎると手首の痛みの原因になります。
セパハンの場合フォークにクランプするためフォークの倒れ角も垂れ角に反映されます。
垂れ角0°のハンドルでもフォークの倒れ角の分垂れるってことです。
ハンドルの高さ
そのままの意味でハンドルの高さになります。
セパハンはフォークはクランプさせるためバーハンドルより低い位置になります。
人によっては前傾がキツすぎてしまう事も・・・
前傾がキツいと腕や肩の負担が大きくなります。
その場合、上にオフセットされているセパハンを選ぶと良いです。
適切なポジションとは?
では、どのポジションが正解なのか?
ポジションはハンドルの他にもシートとステップの位置も関係してくるため「これが正解!」というものはありません。
その人の体型によっても変わってきますからね。
基本的な傾向として
- 前傾がきつい
-
上半身負担増
- アップライト
-
お尻周辺負担増
こんな感じでしょうか。
そのあたりの内容をこちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
これとは別に手首の痛みについては正解と言えるポジションがあります。
それは「手首が真っ直ぐになるポジション」です!
手首の痛みの原因はハンドルを握った際に下に落ちすぎている場合が多いです。
こうなると体重が手首に掛かり過ぎてしまいます。
なるべく手首が真っ直ぐになる位置に調整すれば痛みを抑える事が出来そうです。
ボンネビルの場合
現在ボンネビルにはデイトナさんのセパハンが取り付けてあります。
それを加味して各項目を見ていきましょう!
タレ角
現在取り付けてあるハンドルはタレ角が固定なので調整できません。
ハンドルのデータでは垂れ角は7°となっています。
可変式のバーにすれば垂れ角の調整も出来ますが・・・
絞り角
ハンドルを取り付けた際、タンクに干渉しないギリギリの位置に調整したため変更は出来なそう。
高さを変えれば多少変えれるかな?
高さ
今回はこちらがメインになりそう。
ボンネビルの現状は写真通りトップブリッジの下にクランプしてある状態です。
この位置では先述した通りポジションが低すぎる・・・
なので、高さは1番高くなる位置に変更します。
セパハンのポジション調整
準備するもの
六角レンチ
基本工具の1つです。
バイクパーツは六角ボルトで固定されている場合が多いので1セット持っておくと良いですよ!
モンキースパナ
口の大きさを変えれば様々なサイズに対応できる工具です。
しかし、サイズが大きいため狭い場所には不向き・・・
スパナのセットもあると安心です。
プラスチックハンマー
鉄ハンマーとは違い頭がプラスチックなので素材を傷めにくいです。
固着したパーツをたたいて外す際に重宝します!
なので、1つは持っておきたい工具です。
ジャッキ
正直使うタイミングは少ないです。
自動車用のジャッキでも対応は出来ますが、オススメはしません。
予算と置き場に余裕がある人は買ってもいいかも?
ハンドル高さの変更
まずは高さから変更していきます。
ハンドルのクランプをトップブリッジの上に移動します。
最初にフォークの突き出し量を測定しておきましょう。
トップブリッジを外します。
セパハン化の時も紹介していますが、トップブリッジを外すとフォークが外にズレます。
ジャッキアップしてあればフォーク位置の微調整がしやすいので心配な方はジャッキアップしましょう!
セパハン化の記事はこちらをチェックしてください!
クランプを引き抜きます。
そのままではトップブリッジ上にクランプを取り付けるスペースがありません。
なのでアンダーブラケットの固定位置を変える必要があります。
フォークの移動量を見るためにトップブリッジを仮入れしておきます。
アンダーブラケットを少し緩めてフォークを上へ押し上げましょう。
私はホイールを持ちあげました。
クランプ+フォーク突き出し量分持ち上がったらアンダーブラケットとトップブリッジを固定します。
クランプを取り付けてハンドルを元に戻しましょう!
絞り角調整
高さの次は絞りを調整します。
体を起こしたいので、出来るだけタンク方向にします。
フォークにクランプしている部分を緩めるだけで調整できます。
完全には緩めずに微調整出来るくらいに締めてあると楽に出来ますよ!
手首周辺の調整
こちらはクラッチとブレーキレバーの位置を変える事で調整出来ます。
写真の箇所を軽く緩めて調整しましょう。
実際に跨って運転に支障がなく、手首が真っ直ぐになる位置にしましょう。
試走
ポジションが出たら試走をしてみましょう。
高速で走っていると風圧で体が支えられているため手首に痛みが出にくいです。
今回は調整の可否を判定する目的なので低速で走れる街中や山道を走行するといいですよ!
絞りと手首の調整は六角だけで出来るので現地で調整しながら試走してもいいですね~
まとめ
まだまだ快適といえるポジションではありませんが、改善されたのは確かです。
今後は微調整をしてベストポジションを探し出そうと思います。
今回で前傾ポジションは緩和されましたが、ステップの位置が気になりだしたので次はバックステップですかね~
リンク
以上ともぞうでした!
ばいびー
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